2020.03.09
電気自動車 自宅充電のメリット
#充電・バッテリー #使い方
電気自動車は大きく分けて
・普通充電
・急速充電
という二つの充電方法があります。
左が急速充電用ポート 右(オレンジの蓋)が普通充電用ポート
従来のガソリン車(ハイブリッド含む)と最も違い、実際に使うととても便利な自宅での普通充電について詳しくご紹介します。
自宅での普通充電のメリット
① 寝ている間に充電
② 自分専用なので順番待ちなし
③ 充電費用を安くできる
④ 給油のためだけにガソリンスタンドに行く必要なし
それぞれ詳しくご案内していきましょう。
① 寝ている間に充電
「電気自動車は充電に時間がかかる」というイメージをお持ちの方も少なくないでしょう。
しかし、ご自宅で電気自動車の充電を待っている時間は、実質ゼロです。
洗濯機や食洗器をセットしたら、その場でじっと終わるのを待っていないように、ご自宅での充電は、セットしたらあとは次に使うまでほったらかしでよいのです。スマホの充電の方がよりイメージしやすいかもしれません。
例えばご自宅で22時から翌8時まで10時間充電をしたとします。
10時間というのは長い時間ですが、充電をセットした後あなたはその間くつろいだり眠ったりして家の中で過ごします。
ご自宅での充電は、じっと充電を待っている時間ではなく、他のことをしている間にできることなのです。
ご自宅での普通充電のほとんどは、スマホのように寝ている間に充電です。
② 自分専用だから順番待ちなし
充電に時間がかかるイメージには、実は二つの要因があります。
ひとつは充電そのものにかかる時間。
これは前述のように何かをする間に充電することであまり気にならなくなります。
そしてもうひとつが充電の順番待ちの時間。
こちらは急速充電器で順番待ちする電気自動車を見かけることで印象が残っている方もいらっしゃると思います。
バッテリーの大容量化、アプリやナビでの充電器使用状況の可視化などで順番待ちを避けやすくなってはいますが、時期や時間帯などによっては順番待ちが発生することがあります。
しかし、ご自宅での充電設備は、自分専用なので、順番待ちの心配はありません。
ご自宅で充電することで
・充電そのものを待っている時間
・充電器の順番待ちの時間
をなくし、より快適な電気自動車ライフが可能になります。
③ 充電費用を安くできる
ご自宅での充電は、時間的なメリット以外にも費用的なメリットもあります。
電気自動車の充電費用は、
ご自宅での充電費用+外での充電費用 の合算です。
(外での充電については日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(以下ZESP3)でサポートします)
もう少し分解するとこういう内訳になります。
・ご自宅での普通充電(ご家庭の電気契約プランによる)
・外での普通充電(ZESP3ご契約プランによる)
・外での急速充電(ZESP3ご契約プランによる)
ZESP3プレミアムプランご契約の場合は外での普通充電は都度課金なしなので、費用は急速充電の利用回数によって変わってきます。
充電費用を抑えるコツ
・基本は自宅での充電
・外での普通充電も上手に使う
・外での急速充電は
-プレミアムプランの場合は無料充電分以上の利用をしない、少なくする
-シンプルプランの場合はできるだけ少なくする
④ 給油のためだけにガソリンスタンドに行く必要なし
「ガソリンのにおいがたまらなく好き」という方もいらっしゃいますが、苦手な方も少なからずいらっしゃいます。
また、近年多いセルフ式のガソリンスタンドが苦手という方もいらっしゃいます。給油するためだけに着替えてお化粧をして面倒というご意見をお聞きしたこともあります。
電気自動車の場合は、ご自宅でも充電できるので、わざわざ給油のためだけに準備をしてお出かけする必要はありません。
ご自宅で充電をガチャっとセット。これだけです。
また、お住まいの地域によってはガソリンスタンドが遠く、ご不便なこともあるでしょう。そのような場合でも、電気自動車の場合はご自宅で充電設備を設置できれば、給油のためだけにお出かけになる手間はありません。
どうすれば自宅充電できる?
近年家を建てられた方、近年建てられた住宅を購入された方の場合は、電気自動車用の充電コンセントが設置済の場合も多いと思います。
新たに工事が必要な場合は、日産のお店で工事のお申込みを承ります。
自宅に充電設備というと道の駅やコンビニなどで見かけた大きな充電器をイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは急速充電器。ご自宅には不要です。
ご自宅での充電に必要なのはコンセント。
工事については
① お申込み
② 現地視察してお見積り
③ 半日程度の工事
という流れですすみます。
気になる工事費用については、およそ10万円前後ですが、配線の長さによって変わりますので、まずはお気軽に日産のお店にてご相談ください。
なお、充電スピードが速い6kWタイプやV2H機器の導入についてもお気軽に日産のお店にご相談ください(6kW充電器やV2H機器設置の場合は機器代金の他工事費もかかります)。