
2019.04.19
日産リーフ(40kWh)で名古屋~金沢を走ってみた。白川郷寄り道あり
#ドライブレポート #リーフ#東海
#北陸
日産自動車の浅井です。
高速道路標高日本一地点はどこかご存知ですか?
関東圏の方は
関越道の関越トンネルあたり?
いやいや中央道でなんか看板見たことあるぞ!
とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
答えは、東海北陸道の松ノ木峠付近。
今回のドライブレポートは東海北陸道を走るルートです。
日産EVブログをご覧の皆さま、こんにちはレポート担当Hです。
今回は高速道路標高日本一地点がある東海北陸道を走る
名古屋~金沢ドライブ記録ご紹介します。
ルートの確認
名古屋~金沢間は約250㎞。
名神高速、北陸道を走るルートもありますが、今回は東海北陸道を走るルートにしました。
東海北陸道の松ノ木峠付近(名古屋から約140㎞地点)が高速道路の標高日本一地点(1,085m)。往路(名古屋→金沢)も復路(金沢→名古屋)も松ノ木峠さえ越えればあとはくだりです。
充電スポットの確認
名古屋~金沢間の高速道路には5カ所充電スポットがあります。
南側から
東海北陸自動車道
・長良川SA(下り) 上りは関SA
・ひるがの高原SA
・飛騨白川PA
・城端SA
北陸自動車道
・小矢部川SA
参考リンク
NEXCO中日本 EV急速充電スタンド
<<<往路 名古屋→金沢>>
事前の予想
「(40kWhリーフの場合)距離的には平坦なら途中充電なしでも行けるかもだけど、山越えだから途中充電1回しよう。松ノ木峠の手前のひるがの高原SAがスタートから120㎞ぐらいだしちょうどいいかな」
「できれば充電する時に食事をしたい。飛騨白川PAは食事できないから(自販機とトイレしかない)、ひるがの高原SAが空いてますように!」
と祈りながら出発。
スマホアプリ高速充電なびの画面を表示させて満空情報をチェックしながら走ります(操作はしません)。
結果
名古屋市
名古屋市内は200V普通充電できるスポット多数あります。
地元じゃなくてもフル充電で出発しやすくて便利です。
電池残量 100%
航続可能距離表示 304km
(↓走行距離122.5㎞)
ひるがの高原SA
スタートから122.5㎞。約2時間が経過。
電池残量 33%
航続可能距離表示 75km
到着時平均電費表示 5.5㎞/kWh
約50km先の飛騨白川PAまで行ける感じでしたが、急速充電器が空いていたのでここで食事がてら22分充電。電池残量は71%に。
ここから先約20㎞ほどはのぼりですが、松ノ木峠から先はくだりなので金沢市までは十分だと判断して22分で切り上げました。
(↓走行距離122.6㎞)
金沢市
名古屋から245.1㎞
4時間50分ほどで金沢市中心部に到着。
電池残量21%
航続可能距離表示 64㎞
到着時平均電費表示 6.6㎞/kWh
ひるがの高原SA以降くだり基調なので、電費が1.1良くなってます。
名古屋→金沢 距離245.1㎞、途中充電1回22分でした。
<<<復路 金沢→名古屋>>
事前の予想
「ピークの松ノ木峠が金沢寄り(金沢から約100㎞)。つまり前半がのぼりがきつい。でも金沢をフル充電で出発するから余裕があるうちにのぼりが終わるから、往路(名古屋→金沢)に比べると気が楽」
「復路は白川郷合掌村に寄ってみたいから、その前後の飛騨白川PAかひるがの高原SAで充電かな」
という心づもりで出発。
結果
金沢市
金沢市内も200V普通充電できる駐車場がたくさんあります。
寝てる間に充電して、フル充電で出発。
電池残量 100%
航続可能距離表示 291km
(↓走行距離74.4㎞)
スタートから74.4㎞ 約1時間半経過。
電池残量61%
航続可能距離表示 134㎞
到着時平均電費表示 5.3㎞/kWh
白川郷合掌村で観光や食事中に充電できれば最高なのですが、残念ながら合掌村内には充電スポットはありません。急速充電器が空いていたのでここで充電しました。
18分だけ充電。電池残量81%にして高速道路を降ります。
白川郷合掌村
訪れた時(3月)は雪が残ってました。
本当は真っ白な季節に訪れたかった......
白川郷で1時間半ほど過ごして再度出発。
道の駅 白川郷にも急速充電器あります(合掌村からは少し離れています)。
(↓走行距離176.3㎞)
名古屋市
スタートから250.7㎞
寄り道、休憩(飛騨牛が食べたくて関SAで食事)込みで約6時間40分ほどのドライブでした。
電池残量12%
航続可能距離表示 42㎞
到着時平均電費表示 7.1㎞/kWh
松ノ木峠以降はくだり基調なので、電費が5.3→7.1になってます。
金沢→名古屋 距離250.7㎞、途中充電1回18分でした。
基本的に
一般道 e-Pedal ON
高速道路 プロパイロットON
で走っています。
充電でちょっとひと工夫
今回ご紹介した東海北陸道は冒頭でも触れたように高低差の大きいルート。電気自動車はのぼり坂では距離の減り方が早くなりますが、くだり坂になれば回復します。このあたりの感覚は慣れが必要ですが、ぎりぎりまで引っ張ると必要以上にドキドキしてしまうので、途中で充電が必要そうな場合は、余裕のあるタイミングで充電しましょう。
また、充電は開始直後の方が多くの電力を充電でき、時間とともに低下する傾向があります。ギリギリまで引っ張って30分1回充電より15分2回の方が充電効率が良かったりします。
充電量はメーターや一部急速充電器本体で確認できます。
急速充電器は急速充電用に。
— 日産自動車(EV専用) (@NISSANEV) 2019年2月19日
急速充電のスピードは一定ではありません(参考画像リーフのメーター 1枚目41kW、2枚目13kW)。
30分充電するより、充電スピードが落ちてきたら充電を終了して出発した方が全体的に時間短縮になります。充電スピードはメーターで確認できます(画像3枚目)。 pic.twitter.com/4VEPRmvKGO
上手に充電マネジメントをして、電気自動車でのドライブお楽しみください。
記録詳細
クリックするとメーター写真が確認できます。
<<往路>>
名古屋市
100%
304㎞
↓
長良川SA(スタートからの距離61.1㎞ 以下同)
76%
208㎞
↓
ひるがの高原SA(122.5㎞)
22分充電後メーター
33%→71%
75㎞→157㎞
↓
飛騨白川PA(174.8㎞)
51%
148㎞
↓
小矢部川SA(219.8㎞)
34%
107㎞
↓
金沢市(245.1㎞)
21%
64㎞
到着時平均電費表示 6.6㎞/kWh
<<復路>>
金沢市
100%
291㎞
↓
小矢部川SA(スタートからの距離28.7㎞ 以下同)
90%
229㎞
↓
城端SA(47.5㎞)
80%
198㎞
↓
飛騨白川PA(74.4㎞)
18分充電後メーター
61%→81%
134㎞→183㎞
↓
ひるがの高原SA(139.9㎞)
50%
120㎞
↓
関SA(203.3㎞)
32%
99㎞
↓
名古屋市(250.7㎞)
12%
42㎞
到着時平均電費表示 7.1㎞/kWh
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ぜひお近くのお店でお試しください。
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車両は2017年モデルの日産リーフ(40kWh駆動用バッテリー搭載車)。
Gグレードです。
乗車人数は常時は1人。
気温が10℃を下回る際はステアリングヒーター、クイックコンフォートシートヒーターを使用。日中で車内はステアリングヒーター、クイックコンフォートシートヒーターで充分だったため暖房はほぼ使っていません。
走り方は流れに合わせています。
電費は、ガソリン車でいう燃費に相当する言葉で、電気1kWhで何キロ走ることができたかを表す数値です。数値が大きくなるほど効率がよいことになります。
プロパイロットは高速道路や自動車専用道路でご使用ください。安全運転をおこなう責任はドライバーにあります。システムの能力には限界がありますので、システムだけに頼った運転はせず、常に安全運転を心がけてください。
なお、本記事中に電池残量等の数値を記載しておりますが、メーカーとして保証するものではありませんので、あくまで一例としてお考えください。
実際のドライブの際には余裕のある計画を立ててお出かけください。
情報は2019年3月時点のものです。
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