
2026.07.01
【体験レポート】新型日産リーフ(ZE2)でV2Lを試す!キャンプ場で家電を使ってみた
#リーフ #充電・バッテリー新型日産リーフ(ZE2型)には、クルマのバッテリーを電源として活用できる「AC外部給電コネクター」が標準装備されています。これでクルマの電気を外部で使うことができます(V2L:Vehicle to Load)。
今回はこの機能を実際にキャンプ場で試してみました。
目次
持っていった家電は「扇風機」と「湯沸かしポット」

セッティング完了。ここをキャンプ地とする。
今回のデイキャンプで用意した家電は、涼をとるための「扇風機」と、手軽にお湯を沸かせる「湯沸かしポット」の2つです。今回のために購入したものではなく、筆者の家にもともとあった家電を持参しました。自然の中で家庭用コンセントと同じように電気が使えるのか、早速試してみます。

扇風機をつないだ図
この日は30℃近くの気温でしたが、河原は風通しがよく、扇風機はこのあとすぐトランクへ。
V2Lは驚くほど簡単!AC外部給電コネクターの使い方
「EVから給電する」と聞くと少し複雑な操作が必要に感じるかもしれませんが、使い方は非常にシンプルでした。
1. AC外部充電コネクターに家電のプラグを挿す

使いたい家電の電源プラグを、コネクターのコンセント部分に挿し込みます。
2. コネクターを充電ポートに接続する

クルマの普通充電ポートにAC外部給電コネクターを差し込みます。
3. ボタンを2回タップしてスタンバイ状態に

コネクター上部にあるボタンを「トントン」と2回タップします。

写真のように緑色のランプが点灯すればスタンバイ完了です。
4. 家電のスイッチをON
あとは家電のスイッチを入れるだけで、自宅にいる時と全く同じように電化製品を使用することができます。
湯沸かしポットでカップ焼きそばを作る
今回は湯沸かしポットを使ってお湯を沸かし、カップ焼きそばを作って食べました。

リーフ to 湯沸かしポット
持参した湯沸かしポットのコードが短く、ミニテーブルに置くと届かなかったため、チェアに置いて使用しました。実際に使ってみないとわからない点でした。

リーフの駆動用バッテリーを使って沸かしたお湯をカップに注ぎます。
ちょっと不思議な気持ち。
キャンプ場で一から火を起こすのは、道具の準備や後片付けなど意外と手間がかかります。
レンタルなどもありますが、最初のハードルはやや高い。興味はあるけど踏み出せないという方もいると思います(筆者もそうでした)。
「ちょっとお湯を沸かして温かい食事がしたい」というようなシーンでは、V2L機能を使うことで圧倒的に手軽で快適なアウトドア体験が可能になります。
アウトドア趣味がなかった筆者も、新しい扉を開いてしまったかもしれません。冬はまた別の楽しみ方がありそうで、想像が止まりません。
なお、今回の使用では使用前後でバッテリー残量が1%も変わりませんでした。
リーフの場合、駆動用バッテリーは55kWhまたは78kWhの大容量。
一方、湯沸かしポットの消費電力は1,000W(つまり1kW)。これを1時間(1h)使い続けると1kWh消費する計算で、車両の電力量に比べて非常に小さいことがわかります。
アウトドアだけでなく緊急時の備えにも
B7の78kWhという電力量は、スマホをおよそ3,500台充電が可能※1、一般家庭の約6日分の電力を供給可能※2です。
※1 スマホ1台の充電容量を約20Whとした時の試算値。
※2 家庭でEVの電力を使うには、別途V2H機器が必要です。一般家庭での一日あたりの使用電力量を約12kWh/日とした試算値。V2H等の変換効率は含みません。

EVの大容量バッテリーは急時の電源にも。
災害時などの緊急時にバックアップ電源として使えるのは心強いですね。
あたたかいものを食べられる、連絡手段である携帯電話やスマートフォンを充電できたりするのはとても大切です。
いざという時に慌てずに給電機能を利用できるよう、新型リーフにお乗りの方はぜひ一度、ご自身でV2L機能を試しておくことをお勧めします。
手軽さと安心感を兼ね備えた、EVならではの便利な機能です。
車内コンセントも合わせると最大3,000Wの電気を同時に使える
リーフは、さらにメーカーオプションで車内コンセントも選択可能。
車内コンセントはセンターコンソールとラゲッジルームの2か所。
AC外部充電コネクターと合わせて最大3,000Wまで給電が可能となり、さらにいろいろな活用の仕方ができそうです。

AC外部給電と車内給電を合わせれば、最大3000W*まで給電可能。
*車両がパワーON状態の時、最大3000Wの電気を使うことができます。
関連リンク:日産リーフ 蓄電池利用(V2H、V2L)