
2026.03.05
充電設備導入補助金 ①自宅充電の支援強化と②急速充電の高出力化推進がポイント!
#充電・バッテリー「自宅に充電器がないからEVはちょっと…」と思っていた方に朗報です!
経済産業省が、2030年までに充電インフラを30万口まで増やすという目標達成に向けて、令和7年度の補正予算で充電設備の導入をさらに後押しする方針を発表しました。
今回の目玉は、なんといっても
① 自宅での充電環境の強化と、
② 商業施設などでの高出力な急速充電器の設置拡大
です。
EVユーザーや、これからEVを検討する方にとって、ますます便利で使いやすい環境が整っていきそうですね。気になる詳細をさっそく見ていきましょう!
ここが変わった!令和7年度補正予算の2大ポイント
今回の補正予算のポイントは、大きく分けて2つあります。
1. 集合住宅も戸建ても!自宅への充電設備がもっと設置しやすく
これまで、集合住宅では充電器の設置口数に上限がありましたが、その上限が撤廃されることになりました!これにより、マンションなどにお住まいの方も、より気軽に自宅充電を検討できるようになります。
また、戸建て住宅にお住まいの方には、コンセント型充電器の設置に対して5万円の定額補助が新設されます。これまで以上に、手軽に自宅でのEVライフをスタートできますね。

集合住宅も戸建て住宅も自宅充電の時代に
2. 外出先での急速充電がさらにパワーアップ!
コンビニやディーラー、商業施設などで見かける急速充電器。今回の補正予算では、150kW以上の高出力な急速充電器を設置するための補助区分が新設されました。これにより、お出かけ先での充電時間がさらに短縮され、ロングドライブもますます快適になります。
また、予算の配分も見直され、より多くの急速充電器が商業施設などに設置されるよう促進される見込みです。

急速充電もより高速化
気になる補助金の詳しい内容は?
今回の補正予算では、充電設備全体で365億円が確保されています。その内訳と、具体的な補助内容をチェックしてみましょう。
予算の配分
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 急速充電器 | 170億円 |
| 普通充電器(基礎) | 115億円 |
| 普通充電器(目的地) | 70億円 |
| 合計 | 365億円 |
特に、私たちの生活に身近な普通充電器(基礎分)と急速充電器に多くの予算が充てられていることがわかります。
補助内容の詳細
補助金の額は、設置する充電器の種類や場所によって異なります。ここでは主なものを抜粋してご紹介します。
急速充電器(高速道路SA・PAなど)
| 出力 | 機器補助率 | 工事補助率 | 機器上限額(1 口あたり) |
|---|---|---|---|
| 150kW以上 | 1/1 | 1/1 | 500万円 |
| 90kW以上 | 1/1 | 1/1 | 310万円 |
令和7年度補正事業においては、自宅周辺で短時間に充電が可能になるよう、商業施設等における高出力充電器の設置を強化する。
具体的には、コンビニ・ディーラーや商業施設での設置に重点を置いて支援するため、現行の急速充電器における優先配分順位を見直す。
とあるので、より生活に近い場所に高性能な急速充電器が増えることになるでしょう。
普通充電器
| 設置場所 | 対象設備 | 機器補助率 | 工事補助率 | 機器上限額 |
|---|---|---|---|---|
| 戸建て住宅 | コンセント | 1/1 | - | 5 万円 |
| 集合住宅など | ケーブル付き充電器 | 1/2 | 1/1 | 35 万円 |
※上記は一部抜粋です。詳細やその他の補助については、経済産業省の公式発表をご確認ください。
これまでの制度では戸建て住宅が支援対象外でしたが、今回から対象に。
また集合住宅においては設置口数に20口以下といった(補助金対象の)上限がありましたがそれが撤廃されました。これにより例えば全戸分の充電設備設置なども補助金の対象になるように
いつから始まる?スケジュールは?
現時点でのスケジュール案は以下の通りです。
| 対象 | 受付期間(令和8年度) |
|---|---|
| 戸建て住宅 | 3月~9月(先着順) |
| 戸建て住宅以外(第1期) | 5月~ |
| 戸建て住宅以外(第2期) | 7月~ |
EV購入や充電器設置を検討している方は、早めに準備を始めると良いかもしれません。
まとめ
令和7年度の補正予算により、日本のEV充電環境は、自宅でも外出先でも、さらに大きく進化しそうです。特に、これまでハードルが高かった集合住宅での充電器設置が促進されることや、戸建て向けの新たな補助金は、多くの方のEVシフトを後押しするのではないでしょうか。
また急速充電器もより高速化が図られることで、充電時間に対する懸念も少なくなるでしょう(実際にEVに乗り始めれば実はそれほど充電時間は気にならなくはなるのですが、検討時には気になる点ですよね)。
車両の性能も充電インフラも進化し続ける電気自動車。
ぜひ最新のクルマにも乗ってみてくださいね。
【出典】
• 経済産業省「充電設備導入補助金の令和7年度補正予算の執行について」
