
2025.01.17
熊本阿蘇で楽しむGREEN JOURNEY:EVで楽しむ新しい旅のカタチ
#リーフ #ドライブレポート九州熊本の阿蘇は、日本最大級のカルデラ(火山の噴火によって形成される大きな凹地のこと)。
地形の変化が楽しめる自然豊かな地域です。
上の写真は飛行機の窓から撮った阿蘇地域。
山に囲まれた中に平地があり、またその中心部に山があるという地形がよくわかります。
GREEN JOURNEY(グリーンジャーニー)をご存知ですか?
GREEN JOURNEYとは、走行時のCO₂排出ゼロの電気自動車(EV)に乗り、その土地ならではの食や文化を楽しみ、地球にやさしいホテルに宿泊する。 環境にやさしく、地域はうれしく、自分たちはとことん楽しい、日本の新しい旅行スタイル。
現在
・伊勢志摩
・阿蘇
のふたつのコースがあります。
上記のように「走行時のCO₂排出ゼロの電気自動車(EV)に乗り」という旅なので、これから行く、行くかも!という方の参考にしていただけるよう、走ってまいりました。
伊勢志摩編に続いて、今回は熊本阿蘇編です。
熊本阿蘇を日産リーフで走ってみた
旅の記録 1日目
熊本市内
熊本市内からリーフでのドライブがスタート。
晴天でしたが、スタート時の気温は3℃でした。
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阿蘇神社
道の駅阿蘇経由で、2時間ほどで阿蘇神社に到着(道の駅に寄らなければ約1時間半です)。
阿蘇神社は2016年4月に発生した熊本地震で楼門と拝殿が全壊するなど甚大な被害を受けましたが2024年12月、地震から8年8カ月を経て復旧工事が完了したそうです。
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草千里
阿蘇神社の次は、30分ほど走って草千里へ。
グッと登って標高1,100m。お昼時ですが気温は3℃。
ちょうどお昼時だったので、ここでランチ。
名物「あか牛丼」をいただきました。
あか牛は赤身が多くヘルシー!
食後の散歩に草千里で広大な自然を堪能した後(たくさん写真を撮りましたが、草千里の雄大さが伝わらない……)、中岳火口へ向けて出発。
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中岳火口
草千里でおよそ1時間過ごし、30分弱走って中岳火口へ。
さらに標高を上がり標高: 約1,500m、気温: 2℃。
中岳火口では、迫力ある噴煙と壮大な景色を間近で体感しました。
中岳火口は、阿蘇山上ターミナルから阿蘇有料道路でクルマで行けます。
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亀の井ホテル 阿蘇
充電設備がある亀の井ホテル 阿蘇にチェックイン。
一泊している間に充電します(有料 テラチャージの登録が必要です)。
旅の記録 2日目
亀の井ホテル
気温: 6℃
2日目は走行距離が長め想定でしたが、亀の井ホテルでの宿泊中に普通充電器を利用しバッテリーをフル充電したので、充電を気にせずにドライブです。
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鍋ヶ滝
阿蘇の平野部から外輪山を北へと登り、阿蘇市の北にある小国町にある鍋ケ滝へ。
阿蘇市中心部からクルマでおよそ1時間。到着時の気温7℃。
滝の向こうに人が見えるのわかりますか?
鍋ヶ滝では、美しいカーテンのような水流を間近で楽しみました。
とてもリラックスできます。思わず深呼吸。
この滝、以前お茶のCM撮影にも使われた場所です。
ご覧のように滝の裏側まで行くことができるんです。
鍋ケ滝近くまで行ける鍋ケ滝公園への入園は有料です。
大型連休などは事前予約が必要。詳しくはこちら。
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大観峰
鍋ケ滝から昼食をはさんで、2日目のお目当て大観峰(だいかんぼう)へ。
鍋ケ滝からはクルマで30分ほどの距離です。到着時の気温7℃。
標高900m以上の大観大観峰からは阿蘇市内の平野部を一望できます。気持ちいい!
眺め最高です。
お天気も良く最高なので、さらに最高の眺めを求めて、空を飛んでみました。
パラグライダー体験!雲の高さです!
10分ほどの体験でしたが、阿蘇の雄大な自然を地上とは違う角度から存分に感じることができました。晴れた日は熊本阿蘇だけではなく遠く大分、宮崎の山も見ることができます。満足度高し!
パラグライダー体験は阿蘇ネイチャーランド さんが提供している体験プログラムです。なお、GREEN JOURNEYのプログラムは「パラグライダー半日体験」ですが、時間の関係もあり、今回は短時間で楽しめる「パラグライダー2人乗り操縦体験」にしました。
ミルクロードを走って熊本市内へと戻ります。
外輪山の上を走るこの道は雲の高さを走り、何度走っても気持ちいいです。
なめらかに走る電気自動車で走る天空の道、最高です。
阿蘇の旅は「自然を体感」という言葉がぴったりの、からだ全体で自然を感じる旅でした。たくさん写真を掲載しましたが(これでも絞りました)、とても阿蘇の魅力をお伝え出来たとは思えません。ぜひ、ご自身で阿蘇を体感してください。
走行記録
今回の旅は、熊本市から阿蘇エリアを巡り、再び熊本市へ戻るルート。
おおよその位置関係と距離を確認すると下記のようになります。
熊本市~阿蘇市
地図右側が阿蘇地域。変わった地形なのがよくわかります。
熊本駅から阿蘇神社までがおよそ片道50㎞ほど。
往復だと約100km。
実際に走行したのは下記のようなコースでした。
総走行距離239㎞
1日目 104.0㎞
熊本市内→阿蘇神社→草千里→中岳火口→亀の井ホテル阿蘇
充電残量 100%→50%
~宿泊したホテルで一晩充電~
2日目 135.8㎞
亀の井ホテル阿蘇→鍋ケ滝→大観峰→熊本市内
充電残量 100%→51%
ほぼ全行程でシートヒーター、ステアリングヒーター、エアコン(暖房)ONでした。
後述しますが阿蘇地域には宿泊施設などに多くの充電設備があるので、安心して電気自動車でのドライブをお楽しみいただけます。
充電が必要な場合でも安心!
熊本阿蘇エリアには充電スポットが豊富に点在しており、充電が必要な場合でも安心です。
充電スポットは車両のナビや「GoGoEV」や「EVsmart」などで簡単に探せます。

GoGoEVで阿蘇エリアを検索した結果の画面キャプチャ
オレンジが急速充電器、緑が普通充電器がある充電スポット
カルデラ内には充電設備のある宿泊施設が多くあります。
道の駅阿蘇のEV充電設備
カルデラ内を移動すると、何度もここの近くを通ります。
電気自動車の走り方・使い方のコツ
1.ドライブモードの活用
エコモードやBレンジ(シフトを2回操作するとDからBになります)e-Pedalを活用し、滑らかな運転を心がけてください。滑らかな運転は同乗者にも喜ばれます。
下り坂が続くような場所ではe-Pedal ONがおすすめです。
2.減速は早めのアクセルオフ
加速が気持ち良い電気自動車ですが、アクセルオフ時にはタイヤの回転力で発電しています。早めのアクセルオフで減速を心がけることで電気の消費量を減らすことができます。長い下り坂では充電が増えることも。
3.エアコンは上手に
旅行先でのレンタカー利用は、日中の走行が中心になります。エアコンの気温や風量は、シートヒーターなども活用しつつ、必要な分だけを意識するとバッテリーの減りも穏やかになります。
4.事前に充電スポットを確認しておくと安心
どの辺に充電スポットがあるか把握しておくことで、電気自動車に慣れていなくても、心に余裕が持てます。事前に「GoGoEV」や「EVsmart」などで確認しておくのがおすすめです。
GREEN JOURNEYで持続可能な旅を
GREEN JOURNEYは、環境に優しく、充実感のある旅行体験を提供します。
電気自動車の静かで快適な走りを活かし、豊かな自然と地域文化を堪能できる旅。
静かで走りやすい電気自動車で走ることで、より周囲の風や音、自然を意識しやすくなります。
GREEN JOURNEYのような旅のスタイルを広めていくことで豊かな自然を大切にしていきたい、守っていきたいという気持ちになる旅でした。
次の休暇には、あなたもGREEN JOURNEYで特別な時間を過ごしてみませんか?