
2023.05.23
日産はお店もカーボンニュートラルを目指します。
#EV普及への取組 #蓄電池利用電気自動車は走行中の排出ガスがゼロ。
日産は、そんな商品(車両)を皆さんにお届けするだけではなく、カーボンニュートラルの実現に向けて様々な取り組みを推進しています。
今回の記事では、「お店」での取り組みの例をご紹介します。
日産サティオ富山 北陸初のカーボンニュートラル店
北陸の富山県にある日産サティオ富山 高岡インター店は、2022年12月21日、カーディーラーとしては北陸初のカーボンニュートラル店舗としてスタートしました。
サティオ富山では、2023年夏にも、富山市に同様のコンセプトの店舗をオープンする予定です。
高い断熱性能、高効率空調、センサーを用いた照明制御などの省エネ性能を高めた建物、太陽光発電の導入などで、従来の建物で必要なエネルギー量に対してエネルギー消費量63%の削減を実現。
建築物省エネルギー性能表示制度で、「ZEB Ready(ゼブ レディ)」の認証を取得しました。
さらに、北陸電力と富山県が創設した水力発電による100%再生可能エネルギーによる電気料金メニュー「とやま水の郷(さと)でんき」も活用。
つまり
「省エネ」「創エネ」に加え、購入する電気も再生可能エネルギー由来のものとすることで、カーボンニュートラル店舗を実現しました。
災害時などの停電時には緊急対応も可能
日産リーフとV2H
高岡インター店は、太陽光発電システムを備えつつ、V2H(ヴィークル・トゥ・ホーム)及び高出力の急速充電器(90kW)を備える店舗です。
日産店舗は多彩な電気自動車ラインナップを取り揃えていることから、災害などの停電時には、太陽光発電および電気自動車の電気をV2H経由で建物に給電し、必要な電力をまかないます。さらに可搬型給電機(パワームーバー)を電気自動車につなぐことで、同時に複数の電源を使用することも可能な体制になっています。
高出力の急速充電器(90kW)
サティオ富山では、災害時には近隣のお客さまも迎え入れることができる体制とすることで、地域貢献につなげていきたいとしています。
店内では日産サクラからの電気でスマートフォン充電のデモをすることも。
「電気自動車+可搬型給電機」は大容量の電気を供給できるため、上の写真のように一度に複数台のスマートフォンを一度に充電できるなど、災害発生時に非常に重宝します。
平常時と停電時の電気の流れ
参考リンク
令和元年台風15号 千葉県大規模停電における日産自動車の支援について
2050年カーボンニュートラルに向けて
日産は、2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体におけるカーボンニュートラルを実現するため、2030年代早期より、主要市場に投入する新型車をすべて電動車両とすることを目指し、以下の戦略分野において、電動化と生産技術のイノベーションを推進しています。
よりコスト競争力の高い効率的なEVの開発に向けた全固体電池を含むバッテリー技術の革新。
エネルギー効率をさらに向上させた新しいe-POWERの開発。
再生可能エネルギーを活用した、分散型発電に貢献するバッテリーエコシステムの開発。電力網の脱炭素化に貢献する、エネルギーセクターとの連携強化。
ニッサン インテリジェント ファクトリーをはじめとする、車両組み立て時の生産効率を向上させるイノベーションの推進。生産におけるエネルギーと材料の効率向上。
あわせて、今回ご紹介したような、カーボンニュートラルかつ、災害に強い店舗が今後増えて参ります。
今後とも日産の取組にご注目ください。
お近くの方はぜひ日産サティオ富山 高岡インター店に足をお運びください。