2021.12.23
日産の将来の技術の方向性を示す、3台のコンセプトカー
#モーターショー・コンセプトカー「Nissan Ambition 2030」で3台のコンセプトカーを公開
日産自動車は2021年11月、環境問題や社会課題、そして変化するお客さまのニーズに対応し、よりクリーンで安全、インクルーシブな誰もが共生できる社会の実現と、真に持続可能な企業となることを目指す長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表しました。
・今後5年間で約2兆円を投資し、電動化を加速
・2030年度までに電気自動車15車種を含む23車種のワクワクする新型電動車を投入し、グローバルの電動車のモデルミックスを50%以上へ拡大
・全固体電池を2028年度に市場投入
「Nissan Ambition 2030」について詳しくはこちら
また、日産が目指す電動化の未来を示すものとして、先進技術をパッケージ化することで、最高の体験を提供する3台の新しいコンセプトカーを公開。これらのコンセプトカーは、日産が将来提供する先進的なクルマの幅広いラインナップやエコシステムの可能性を示しています。
当記事では、3つの新しいコンセプトカーについてご紹介します。
NISSAN MAX-OUT(日産マックスアウト)
走りの楽しさの常識を超える
高い安定性と快適性で、これまでにない新しいドライビング体験を提供するオープンカー。コーナリング性能やステアリングの応答性を向上させることで、姿勢変化の少ない走りを実現し、人間の身体能力そのものが拡張されたかのような感動の走りと最高の体験を提供します。 また、座席を変形させてフラットに格納することが可能なため、より広い室内空間を確保することができます。
NISSAN SURF-OUT(日産サーフアウト)
行動範囲の常識を超える
たとえ砂の上でも舗装路のように走行可能で、行きたい場所へどこまでも快適に走れる高い走破性を持つピックアップトラックのコンセプトカー。お客さまの冒険心を刺激するこのクルマは、目的地に到着した後も、電力源として使用したり、フラットで低い荷台を活用することで、様々な体験が広がります。
NISSAN HANG-OUT(日産ハングアウト)
移動空間の常識を超える
広大なフラットなフロアによってクルマの室内空間の常識を超え、自宅と仕事場にプラスして「第3の空間」を提供するマルチ・スポーツ・ユーティリティー・ビークル。クルマの振動や揺れを抑えることで、移動中も快適に集中して作業ができます。また、その広さと静粛性でリビングルームのような心地よさを提供します。
目的地に到着後は、映画館のようなシートで家族や友人と映画鑑賞ができるなど、新鮮な体験を提供します。
ニッサンEV テクノロジービジョンを採用した3台のコンセプトカー
車体、シャシー、バッテリーを統合した革新的構造
「ニッサン EV テクノロジービジョン」は、アリアや次世代クロスオーバーEの先を見据えた、将来の技術の方向性を示すスタディです。このビジョンは、バッテリー技術や ハードウェア、パッケージング技術の進化により、お客さまのニーズやライフスタイルに合った多様なモビリティソリューションを提供していく将来のEVの方向性を示しています。
「ニッサン EV テクノロジービジョン」は、小型化した各コンポーネントを統合し、高いエネルギー密度の全固体電池(ASSB)を組み合わせています。スケートボードのような形状をしたこのビジョンにより、様々なタイプの EV が最高のパフォーマンスを発揮 します。また、ハードウェアの構造を最適化することで、今後ますます複雑化するソフトウェアの性能を最大限に引き出し、EVの精度、性能、効率、汎用性をさらに向上させます。
これからの日産にご注目ください。