2021.11.26
電気自動車がサステナブルな観光にも貢献!
#ブルースイッチ #蓄電池利用日本電動化アクション「ブルースイッチ」は、電気自動車を活用し、地域の課題、「環境」「災害対策」「エネルギーマネジメント」「観光」「地方での交通課題」といった課題解決を目指す活動です。
今回は「観光」に貢献する活動をふたつご紹介します。
「サステナブル・ブランド国際会議2021長野シンポジウム/GO GREEN プロジェクト」
2021年10月23日、24日の2日間、長野県松本市にて、「サステナブル・ブランド国際会議2021長野シンポジウム/Go Green プロジェクト」が開催され、日産自動車も参画しました。
シンポジウムのテーマは「サステナブルツーリズム」。
初日の23日には弊社副社長の星野と長野県阿部知事のトークセッションを実施。カーボンニュートラルな世界を実現するための、長野県と日産が取り組む取り組みをそれぞれ紹介し、パネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションの模様
翌24日には長野県内4カ所の国立公園にて、ツーリズムを学ぶ学生、環境省、長野県、松本市、観光団体の職員が一緒になりワークショップを開催。サステナブルな観光のアイデア出しを行いました。
ワークショップの様子
日産リーフからの給電デモ
屋外ワークショップ会場では、日産リーフを展示し、給電デモを実施。
環境にやさしい移動手段と自然環境下での電力源としての役割を紹介しました。
電気自動車からの給電デモを見た学生チームの中には、電気自動車を絡めたサステナブルツアーを提案するチームもあり、さまざまなアイデアが提案されました。
全国第一号のゼロカーボンパーク乗鞍高原でのキャンプミーティング
中部山岳国立公園の乗鞍高原「乗鞍BASE」でイベントが開催されました。
2021年11月6日から7日にかけて、ゼロカーボンパーク※第一号の乗鞍高原で、松本市主催のキャンプミーティングが開催されました。
※国立公園の脱炭素化を目指すとともに、脱プラスチックも含めてサステナブルな観光地づくりを実現していくエリアのこと
参考:環境省WEBサイト ゼロカーボンパークの推進
乗鞍山麓に広がる乗鞍高原の原生林や湿原、個性的な滝などのダイナミックな自然、サステナブルな取り組みを、キャンプを通じて五感で感じてもらうためのこのイベントに日産も参画。
ニューモビリティコンセプト(左)と日産リーフ
電気自動車の展示・試乗を行う他、リーフから給電された電気で、コーヒー豆をひいたりお湯を沸かしたりという給電デモを実施しました。
リーフから給電した電気を使用して参加者にコーヒーを提供
提供されたコーヒーは、米国から松本市郊外の乗鞍高原に移り住んだセツ・マカリスターさんが、東南アジアの東ティモールからフェアトレード(公正な価格での取引)で取り寄せたコーヒー豆を自家焙煎し、高原内のカフェなどに瓶詰で販売しているもの
また横浜市でチョイモビという名称で実証実験が行われていた前後2人乗りの超小型電気自動車「ニューモビリティコンセプト」は、乗鞍公園の中のジョギングコースとなっている私道をお借りして試乗会を実施。良く晴れた乗鞍の美しい大自然の中、多くの方に試乗をお楽しみいただきました。
日産の日本電動化アクションは続きます
日本電動化アクション、「ブルースイッチ」は、これからも電気自動車の普及を目指し、全国の自治体や、企業、関係団体と一緒に取り組んでまいります。今後も「ブルースイッチ」にご注目ください。