
2020.06.05
電気自動車 日産リーフ e+ 実電費(燃費)例
#日常使いレポート #リーフ
電気自動車において、ガソリン車の燃費にあたるものを、電費(でんぴ)といいます。
ガソリン車の場合、1Lで何キロ走行できるか?となりますが、
電気自動車の場合は、一般的に電気1kWhで何キロ走行できるか?を表します。
ガソリン車の場合、「だいたい10~20㎞/Lぐらい」など、クルマにお乗りの方は大体どれぐらいの数値で、どれぐらいなら燃費が良いか悪いかと判断できますよね。
では、電気自動車の場合は、どれぐらいの数値なのでしょうか?
ご自宅での充電と日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)合わせた、電気自動車の充電にかかる費用を試算できる充電費用シミュレーターでは、車種問わず季節問わず、電費のおおよその基準値として6㎞/kWhという数値をあらかじめ入力しています。
しかし、これは前述したように車種問わず季節問わず、おおよその基準値。
実際の電費を具体的にイメージしたいただくため、ひとつの例ではありますが、
日産リーフ e+(62kWh)
2019年8月から2020年3月までの各月の実際の記録をご紹介します。
日産コネクトEVアプリの「ドライブ履歴」の画面をご覧ください。
赤く色づけしてある数値が電費です。
8月
9月
10月
11月
12月 12/17から冬タイヤ装着
1月 冬タイヤ装着
2月 冬タイヤ装着
3月 3/23まで冬タイヤ装着
冷房を使っている8月、9月が両月とも7.0km/kWh。
涼しくなって冷房も暖房も使わない日が多い10月、11月がそれぞれ7.3km/kWh、7.2kWh。
暖房を使っている12月~2月は6.1km/kWh、5.9 km/kWh、6.1 km/kWh。
再び暖かくなって暖房を使う日が少なくなった3月が7.0 km/kWh。
というふうに変化していますね。
4月、5月は冷暖房ほとんど使わないので10月、11月並みに電費がよくなり、冷房が欠かせなくなる6月からは少し下がっていきます。
以上からわかるのは、
電気自動車の電費は
冷暖房を使わない春秋を基準とすると
冷房を使う時期はやや電費が悪化し、
暖房は冷より影響があるということです。
ガソリン車の場合、冷房は暖房に比べて燃費への影響が大きいですが、
電気自動車の場合は、逆になります。
暖房を使う時期に試乗して、「暖房でこんなに走行距離に影響あったら冷房使う時期にはどうなるんだ!?」とお思いになる方、なった方もいらっしゃると思いますが、上記のように冷房の方が影響が小さいので検討の際ご考慮いただけると幸いです。
ちなみに今回ご紹介した例の期間平均電費は6.7kWh。
ご自宅での充電と日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)合わせた、電気自動車の充電にかかる費用を試算できる充電費用シミュレーターは、電費の数値も変更できますので、数値を変えてお試しください。
ちなみに充電費用シミュレーターはガソリン車との比較もできます。
よく比較されるノート e-POWERなど比較したいクルマの実燃費はe燃費等でご確認ください。
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車両は2019年4月登録の日産リーフ e+(62kWh駆動用バッテリー搭載車)Gグレードです。
12/17~3/23は冬タイヤ装着。
本記事中でご紹介している電費は、メーカーとして保証するものではありません・あくまで一例としてお考えください。
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