
2020.02.20
日産リーフ導入企業インタビュー:神奈川県横浜市 株式会社オリマツさま
#導入企業インタビュー #蓄電池利用#関東
停電時のオンラインWeb受注継続実現のため
バックアップ電源活用も想定して日産リーフを導入
株式会社オリマツ
神奈川県横浜市
[業種] | 食品包装資材、販促ツール企画作成 |
[納車] | 2020年1月6日 |
[グレード] | e+ X(62kWh) 1台 |
[充電設備] | 普通充電器 EVパワーコンディショナー (6kW充放電器) +蓄電池(12kWh) |
[使い方] | 事業所間連絡車+非常時バックアップ電源 |
ITを駆使し、発注の手間の軽減、蓄積データの活用
「弊社が構築したWeb受注システムはお客さまの発注の手間が軽減できるだけでなく、注文データの蓄積により資材消費の傾向などを簡単に把握して、今後の経営判断に活かしていただくことが可能です。
情報化時代に欠くことができないITへの投資を積極的に行い、情報のハブとしてお客さまのお役に立ちたいと考えています」
こう話すのは、創業明治40年の老舗 オリマツ 常務取締役の落合俊介さん。
包装資材の総合商社であるオリマツは2017年3月より、お客さまだけがご利用いただけるWeb受注システムを業界に先駆けて導入しました。
定期的に必要となる消耗品などを、指定された価格・手配方法で簡単にご注文いただけるシステムです。

お話を伺った落合常務(右)と平口部長
いかなる時もWeb受注システムは24時間365日止めたくない
「昨年の台風で被災された各地のニュースなどを報道で見るたびに自身意識の中で自然災害が日に日に身近なものと感じられるようになってきました。今までは、正直言って平和ボケしていたんですよね。
ある日、日産リーフのTVCMでBATTERY CHALLENGE篇を見たときにこれだ!と思ったんです。すぐに日産販売会社のカーライフアドバイザーに相談しました」
「いままで停電の際はシステムがバックアップを取って自動シャットダウンさせるルーチンを組んでおりましたが、これはトラブル無くサーバー電源を落とし、復旧に備えるだけのものでした。偶発的な停電でヒヤリとすることも時々ありました。でもリーフが来てくれてからは停電時でもWeb受注システムは通常稼働できる状態になり、災害時においても事業継続に自信が持てました」

サーバールーム
事業継続に最低限必要な電力量を把握してV2Hモデルを選定
「我々としてはリーフのバッテリー容量で、どれだけの日数の事業継続が可能なのかが導入前の関心事でした。日産販売会社のカーライフアドバイザーに相談すると、すぐに工事業者を手配して、サーバールームの電力量測定を実施してくれました。そのうえで導入するV2Hのスペックが決まったわけです。
また、万一リーフが出かけている際の停電に対しても、蓄電池を一緒に導入したことで給電可能となり、リーフの帰りを待つことができます」

蓄電池(12kWh)とEVパワーコンディショナー (6kW充放電器)
e-Pedalは運転中のブレーキ操作などの動作負荷が減る
システム部の平口正彦部長は、事業所へ向かう際にはいつも日産リーフのハンドルを握る。
「e-Pedalは、アクセルペダルで発進から停止まで出来るのでとても便利ですね」
「プライベートでは実はノート e-POWERシーギアを乗っていますが、リーフe+はモーターに力強さを感じますね。リーフを導入と会社判断をしてからは、我々としてもすぐに欲しいという気持ちになり納車が待ち遠しかったです」
今後のEVに期待すること
最後に、今後のEVに期待することについて伺った。
「貨物自動車であるトラックなどの電気自動車投入に期待しています。
また、非接触充電など将来実現されたらまさに電気自動車が中心の時代がやってくると思います」

創業110年を超える老舗企業のニーズに、日産リーフはまさにベストマッチしたものと云えよう。