2017.12.21
スキーシーズンに仙台~蔵王温泉 日産リーフ(40kWh)で走ってみた。
#ドライブレポート #リーフ#東北
日産自動車の浅井です。
突然、Hさんが奇声をあげたんです。
ずいぶんと興奮した様子でパソコンの画面を指さしているので、モニターをのぞき込んでみると、画面には白い帽子に白いスキーウエアの女性のイラストが。
浅井「なんですか?」
H「これは僕の青春」
とのこと。
でも、自動車会社なんで、スキーに行くならクルマで連れてってくださいよ。
日産EVブログをご覧の皆さま、こんにちは。
昨日のランチ何食べたかは思い出せなくても、30年前のあの映画は、オープニングからよーく憶えているレポート担当Hでございます。バーン!されたいとどれほど思ったことか。ちなみにスキーはしないです。
さて今回も
冬の東北!
仙台~蔵王温泉走行レポート
お届けします。
件のポスターのおかげで取材走行中、映画のあらゆるシーンがよみがえり、あの音楽が脳内を無限ループ、路面を触っては「凍ってるね」とひとりごち、「とり~あえ~ず。はははは」といいつつ写真を撮りました。
わかる方はぜひ脳内BGM付でお読みください。
ルートと充電スポットの確認
地図右下の三角形をクリックすると位置と標高の変化がご確認いただけます。
今回は距離は短いので往復まとめてのご紹介。距離は短いのですが、標高差は大きいです。最も標高が高いのは往復の真ん中、つまり目的地の蔵王温泉。
ふもとから約12㎞で800m弱を登ります。
充電スポットは?
高速道路には2カ所。
東北道
・菅生SA(上下)
・山形蔵王SA(上下)
参考:NEXCO東日本 EV急速充電スタンド情報
その他使えそうな充電スポットは山形蔵王ICを降りたあと、山形市内の急速充電器と、蔵王温泉の充電できる宿泊施設※があります。
※冬季は利用できない場合もあるようなので、ご予約の際は事前に利用可否について直接宿泊施設にご確認ください。
事前の予想
「往復で200㎞ないけど、標高差あるから途中で充電が必要かな。急速で1回充電か、宿で夜に普通充電できればOK」
結果
移り変わる天気をご覧ください。
<往路>
仙台出発時
電池残量 80%
航続可能距離表示 214km
山形道は前半ご覧のように雨模様でしたが
関沢IC付近では霧に!
高速道路 同一車線自動運転技術「プロパイロット」の設定速度を落として慎重に走りました。
山形蔵王ICで高速道路を降り、国道13号を経て蔵王ラインを蔵王温泉に向けて登ります。
標高が上がるとまた霧に......
(↓仙台からの走行距離80.7km)
暗くなる前に蔵王温泉に到着。
雪が静かに降り続けていました。
電池残量 27%
航続可能距離表示 69km
仙台→蔵王温泉 平均電費 4.8㎞/kWh
電費が5㎞/kWhを切っていました。
ちなみに登り始める前は47%ほどの電池残量でしたので、12㎞ほどで20%を消費したということになります。
<復路>
蔵王温泉から仙台に戻ります。
冒頭の写真の状態だったリーフから、雪をおろしてスタートしましたが、雪下ろし、かなり大変ですね。雪が降る地域にお住まいの方、本当に大変だと思いました。
蔵王温泉出発時
電池残量 22%
航続可能距離表示 51km
到着時の27%から22%に減っているのは、雪おろしをしている最中に暖房をフル作動させていたためです。「少しは雪がとけるかな」と期待しましたが、30分程度(乗る前エアコン15分+雪おろし中15分程度)では特に変化なしでした。
蔵王温泉駐在所前
雪道はECOモード+e-Pedalで走りました。
e-Pedalはモーターとブレーキの連携を図ることで、雪道のような滑りやすい路面でも速度調節が簡単に行えます。
往路とは違い、復路は西蔵王高原ラインを山形市中心部へ向かってくだります。
こういう路面でも安定して走れました。
(↓蔵王温泉から走行距離29.6km)
山形蔵王PA(上り)到着時
電池残量 11%
航続可能距離表示 25km
山形蔵王PA(上り)充電後
電池残量 59%
航続可能距離表示 150㎞
今回の行程で最初で最後の充電。
鮮やかに晴れてました!
と思ってたら充電中にあっという間に雪に。
山形道(上り)走行時はご覧のような天気と路面。
一部雪で白線が認識しずらいところがあり、途中2回ほど解除になりましたが(解除になったのはすぐわかります)、高速道路では基本プロパイロットONで走行しました。
(↓山形蔵王PA(上り)から走行距離53.7km)
仙台市内に到着
よく晴れてました。
電池残量 36%
航続可能距離表示 103km
仙台~蔵王温泉 平均電費 5.7㎞/kWh
仙台~蔵王温泉往復164.0㎞、途中充電1回30分でした。
記録詳細
<往路>
仙台市
80%
214㎞
↓
古関PA(スタートからの距離 42.2㎞ 以下同)
57%
146㎞
↓
蔵王温泉到着時(80.7㎞)
27%
69㎞
<復路>
蔵王温泉出発時(80.7㎞)
22%
51㎞
↓
蔵王温泉からの下山後(95.1㎞)
20% ←15㎞走って1%しか減ってません
53㎞
↓
山形蔵王PA(110.3㎞)★30分充電
充電後のメーター
11%→59%
25㎞→150㎞
↓
菅生PA(150.5㎞)
40%
110㎞
↓
仙台市(164.0㎞)
36%
103㎞
まとめ
仙台~蔵王温泉往復164.0㎞で、途中充電1回30分でした。
また本格的な雪道でもECOモードやe-Pedalで安定して走ることができました。
日産リーフ、積雪地域でも安心してお使いいただけます。
積雪地域にお住まいの方々も、ぜひ一度この時期に日産のお店で新型リーフにご試乗ください。
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車両は2017年モデルの日産リーフ(40kWh駆動用バッテリー搭載車)。
Gグレードです。
(基本的に当ブログでは特別言及がない場合はその時点の最新モデルでのご案内となります)
冬タイヤ装着。
乗車人数は常時1人。
エアコンは常時暖房をON(22~23℃設定)。
走り方は流れに合わせています。
プロパイロットは高速道路や自動車専用道路でご使用ください。安全運転をおこなう責任はドライバーにあります。システムの能力には限界がありますので、システムだけに頼った運転はせず、常に安全運転を心がけてください。
なお、本記事中に電池残量等の数値を記載しておりますが、メーカーとして保証するものではありませんので、あくまで一例としてお考えください。
実際のドライブの際には余裕のある計画を立ててお出かけください。
情報は2017年12月時点のものです。
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