
2017.12.01
ぼうさいこくたい2017に出展しました。
#蓄電池利用
日産自動車の浅井です。
日産自動車は防災を「学ぶ、体験する、考える」みんなのイベント「防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)2017」に参加し、電気自動車(EV)からの電力供給デモを行いました。
2017年11月25日から28日の日程で仙台国際センターなどを会場に、防災に関するイベントが同時開催されました。
今回、日産は東北大学災害科学国際研究所( IRIDeS)、本田技研工業(株)、オートモティーブエナジーサプライ(AESC)(株)と共同で
「災害時対応型電気自動車(EV)からの電力供給」
と題したブースを出展。
ブースの模様
ブースでは3台の電気自動車(EV)による電力供給デモを実施し、多くの方にご覧いただきました。
その1
日産リーフとホンダさんのV2L対応 可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」
「Power Exporter 9000」は出力端子100Vが6口、200Vが1口あります。
CHAdeMOに対応した電動車(EV、FCV)なら基本的に動作できることもあり、今回はメーカーの垣根を超えてご協力いただきました。
暖房器具やテレビモニター、パソコンなどを同時に使用するデモ
「Power Exporter 9000」は家庭用コンセントと同等品質の電気を供給できるので電気の質の影響を受けやすいコンピューターなどの精密機械も安心して動かせるとのこと。
その2
「e-NV200」の電力を、AESC製「リーフ to 100V」を介して、暖房器具を使用。
その3
電気自動車「e-NV200」のパワープラグのデモ
e-NV200は車内に2つのパワープラグ(コンセント)があり、専用機器を介さず直接給電することが可能です。そのパワープラグを使い携帯電話や赤ちゃん用ミルクの調乳に最適な温度を保つポットへの給電デモを行いました。
さまざまなカタチで電気自動車(EV)から電気を取り出して使うことができることを実際にご覧いただき、ご来場いただいた方々からは
「これからはこういう車がもっと普及される時代がくるんだよね」
「技術がもうそこまで進んでいるんだ」
「非常時に電気が使えるのはありがたいんだよね」
等のコメントをいただきました。
多くの方に電気自動車(EV)が災害時の非常用電源として活用できることを知っていただくことができました。
また、同じブースでホンダさんの外部給電器と日産の電気自動車が接続されていることに驚かれる方も少なくありませんでした。
今回快くご協力いただいたホンダさん、誠にありがとうございました。
日産(左)とホンダさん(右)の担当者が笑顔で握手
ホンダさんのFacebookでも紹介されています。